曹洞宗 永昌寺

埼玉県比企郡小川町大字能増602

曹洞宗 永昌寺

永昌寺は岩龍山と号し、曹洞宗に属する寺院である。江戸時代には多摩郡上椚田村(現八王子市)高乗寺の末であった。本尊は釈迦如来で馬頭観音世を併せ祀る。

永昌寺は県指定天然記念物の大松があったことで知られている。この大松は鎌倉時代に将軍がこの地を通ったとき、記念に鎌倉の海岸の松を植樹したと伝えられる。樹高は約30メートルで街道を行き交う人の目印とされてきた。(永昌寺の大松について

永昌寺の大松

永昌寺の大松は県指定天然記念物となっていましたが、昭和59年に松くい虫によって枯れてしまい、一部伐採されてしまいました。伐採時の年輪調査によると樹齢338年であったといいます。この松に関する記録は多くありませんが、『小川町史』によれば群馬県太田市の玉厳寺に、この大松に関すると思われる二つの伝承があるそうです。「伊勢根にある老人がいて、この老人にときの人が大松の齢を聞いたところ、千年にして枝が地に達するとして、大松は一昨年地に着いたので、千と三つ也といった」という話と、「昔、某将軍がこの地を通って、記念に松を植え荒川を渡っていった。その時の渡しを植松の渡しと名付けた」と書かれています。ここで語られる「ときの人」「某将軍」は新田義貞と思われます。

財団法人埼玉県仏教会 監修「埼玉のお寺」より引用

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